​もうひとつのB-FIT

身体を動かすことを諦めてしまった人たちへ
 

地域的なことからか疑問すら抱かなかったことが、たったひとつの出来事から目を向けるきっかけとなった。

障害や後遺症を抱える人たちが、身体を動かすという行為・行動に。

​当たり前に過ごしていた日常が、ある日を境に奪われる。

自分の身内にそんなことが起こるとは、あの時の自分は想像すらしなかった。

 

そして、2020東京オリンピック・パラリンピックがコロナ禍で開催されたこの夏。特にパラリンピックでの日本人選手の活躍は輝かしい結果だと感動を覚えたひとは数少なくないだろう。

そんなときに、ふっと・・・

障害を抱えてスポーツをするということにおいて、選手たちはどの様にトレーニングをしているのか?という疑問が湧いた。

車で行動することが不可欠な​この街のせいなのか、障害や後遺症を持った方を、スーパーや商業施設で見掛けることはあまりない。

みんなどう生活をし、そもそも運動・体を鍛えるという行為・行動をしているのか?と・・・。

自分の身内が買い物に出掛けることすら拒むようになってしまった後遺症は、身体だけではなく、心も不自由にしてしまうものなのかと、落胆したことを覚えている。

動かすことが出来るはずの、手足まで不自由にさせてしまうのではないかという不安と虚しさを。

そこで、トレーナーである自分に出来ることを考え、新たに軽度の障害者や後遺症を持った方々へ向けた​パーソナルトレーニングを設け、手探りで始めるこのトレーニングが、身体を動かすことを諦めてしまったみなさんにとって、ありがとうから、当たり前に変わる日が来ることを願って。​​